どうすれば、Webサイトから問合せが増えるのか? それをお伝えするのが、私の仕事であり、最短で実現する手法が、コンテンツ改造です。今いろいろな方が書いたテキスト文を、繰り返し、修正しているのですが、その中で、多くの方が直面する問題を今日はシェアしますので、よく聴いてください。
最初の壁とは?
どこに最初の壁があるかといえば、「何を伝えたいか、良く分からない」です。
読んでも読んでも、伝えたい核心が出てこない。
こういう場合が、とても多いのです。
どういうことか、例を挙げて説明しましょう。
例えば、「当社サービスはどこよりも速い!」
これを、伝えたいとします。
一般的なWebサイトが、これを伝える時、どのようにするかというと・・・、
1.冒頭に
キャッチ・コピー画像で、「当社サービスの3大特徴!」と出し、
2.その下に
「どこよりも速い!」「どこよりもお得!」「どこよりも親切!」と、テキスト画像を並列に並べ、
3.それぞれの下に、
テキスト文で、詳しく説明する。
こういった形をとるはずです。
あなたのサイトも、このようなパターンになっているかも知れません。
まず最初に知ってほしいのは、このパターンを使っているうちは、問合せは永久に増えません。
何度もお伝えしていますが、これは商品説明であり、宣伝なんです。
どこに問題があるかといえば、ユーザーが知りたいのは、悩みや課題の解決策であり、あなたの商品ではないということ。
あなたの商品に関心あるユーザーは、商品ではなく、解決策に関心があり、思考の出発点は、悩みや課題なんです。
だから商品より先に、悩みや課題を伝えないといけない。
とっても単純化して説明すれば、「・・・でお困りの方へ」で切り出さないといけない訳です。
コンテンツ文の問題とは?
こういう説明をセミナーですれば、皆さんよく納得してくれます。
ところが、実際に書く段階になると、途端に文章は、メロメロになってしまうのです。
それは、宣伝には慣れているけど、お客の気持ちを考えるのは、慣れていないからだと思います。
文章というのは、本当に正直です。
どれだけ口で「お客さんを大切に」と言っても、文章にすれば、一発で本音が分かります。
ただ、これは決して、皆さんの問題ではありません。
ある意味、しょうがないのです。
なぜなら、売り手は商品のことを、365日24時間考えています。
これに対して、お客の気持ちを考えるのは、せいぜい数時間でしょう。
この途方もない時間のアンバランスが、売り手の思考を、偏らせてしまうのです。
だから解決するのは、簡単ではありません。
ただし、だからこそ、これを意識し続ける人は、成果を出すことができます。
問題の根は、理屈を超えているので、繰り返して身につける。
これしか、対処法はありません。