コワーキングJellyについて、語ろう!

コワーキングスペース

先日6月9日(土)、ZEEBOONさん主催のコワーキングJellyで、20分間のショート・プレゼンをしました。その時の感想を交え、コワーキングJellyとは何か? なぜ、そんなに楽しいのか? そこにはどんな未来が待っているのか? お話します。

コワーキングJellyとは?

最初に、コワーキングとコワーキングJellyについて、簡単に説明しますね。

コワーキング、スペース

今回ジー・ブーンさんが提供されたコワーキング、スペース

コワーキングとは?

コワーキング(Coworking)とは、デザイナー、エンジニア、コンサルタントなど、フリーランスで仕事をする人が、事務所スペースを共有しながら、独立した仕事をするワーキングスタイルです。

レンタルオフィスとの違いは、単なる場所のシェアでなく、参加者同士が緩やかにつながり、お互いが刺激しあって、仕事の相乗効果を指向する点が異なります。

フリーで仕事をすると日常会話が減り、刺激やイノベーションの機会がなくなるという問題が出ます。イノベーションというと少々大袈裟ですが、もっと小さな「気づき」のようなものです。自販機のある休憩所で交わされる、会話を想像すれば分かりやすいでしょう。

休憩所の無駄話は、単なる無駄と切り捨てることは出来ません。日常の仕事で得られない情報が入り、それが自分の仕事を見直すヒントになります。特にフリーランスの人は、専門性の高い定型外の仕事をしますから、無駄話の機会がなくなるのは、イノベーションの種を失うのではないかと不安に思うわけです。

コワーキングは参加者の独立性を守りながら、緩やかに繋がることで、このような問題を解決するワーキングスタイルといえます。

Jellyとは?

次にJellyですが、これはコワーキングスペースで開かれる、1つのイベントになります。語源はお菓子のJelly beans のようで、多種多様でカラフルなスイートを、テーブルの上におくイメージです。

コワーキングJelly

コワーキングJellyでプレゼンする筆者

イベントに参加するも、しないも自由。プレゼンターのテーマに興味を持てば、参加して自分の思ったことを話す。コーヒーやお茶を飲みながら、ティータイムの延長で「対話(Dialog)」が進みます。

Jellyは単なる会話でなく、1つのテーマに沿った「対話」になるのが特徴です。対話ですから、場を運営するファシリテーターがいて、参加者全員に配慮しながら場を運営します。

全員の気持ちをリラックスさせる雰囲気作りや小道具の演出、スタート前に話しやすい雰囲気を作るアイスブレイクなど、ファシリテーターの方は、きめ細かい配慮をします。ファシリテーターがJellyに果たす役割は、とても大きいものです。

なぜ、コワーキングJellyは楽しいのか?

最初、戸惑ったこと。

最初は「コワーキングJelly って何?」という、掴みようのない気持ちでした。コワーキングなら分かるけど、そこにイベント(Jelly)を入れて、どうなるのだろう、と・・・。

同じベクトルを持たない集団にプレゼンして、何か生まれるのだろうか? これが参加前の思いです。

また何をプレゼンするか、テーマの絞込みにも相当、頭を悩ませました。ただいくら考えても、参加者がその場で決まる以上、適切なテーマ設定は不可能です。ですので20分で話せて、汎用性あるテーマで、一番楽しい内容を考えました。今回のテーマは、「お客を動かすメッセージの作り方。」

プレゼンを終えての感想。

すっご~~く、刺激的です。予測不能の気づきを得られ、すごくワクワクしました。これは一時的な、気分の高揚ではありません。鍵は、初対面の人から得られるフィードバックにあります。

私は最低でも月に1回、セミナーをやっています。セミナーやワークショップは馴れているのですが、いつも気になっていることがありました。それは情報の流れが一方通行なので、参加者の感想をリアルタイムで掴めないことです。

もちろん、終了時に感想を書いてもらったり、その後の懇親会で印象を聞いたりするのですが、それは数時間後の話なので、決してリアルではないのです。ところが、コワーキングJellyは、フランクな雰囲気の中、インタラクティブに進むので、率直な感想が分かります。

そしてより価値を感じるのは、単なる感想というよりも、Jelly全体が生み出す1つの成果物を、全員で共有できるということです。

一般的なセミナーやワークショップで得られる感想は、プレゼンターとリスナーの1対1の関係で生まれます。多人数が場にいても、得られるのものは1対1のクローズした世界です。ところがJellyから得られるものは、多人数の対話が生み出す予測不能なものです。これは全く次元が違います。

具体的にいえば、私が「お客が動かないのは、メッセージ作成のプロセスに問題がある」と説明した結果、ある方は「実は今、eマーケティングの部署とコンバージョン率(問合せの増やし方)について話し合っているところです。」という感想が生まれ、

さらに別の人が「これはフェイスブックも同じですね、今FBの社内運用方法を検討しているところです」と、運用方法に話が広がる。その結果、「それならFBの運用方法を話し合いましょう」となり、

今度は別の人が「実は私は○○社さんのお店に良く行くんです。お客の立場から言うと、・・・」となり、「やっぱり、そこかぁ・・・、そこなんだよねぇ」と問題の核心に迫っていく。

このダイナミズムは従来のワークショップでは、ありえない展開なわけです。今回の私はプレゼンターの立場でしたが、リスナーとして参加しても同じようなワクワク感を、味わうことが出来ると思います。このような違いを生み出しているのは、

1. 優れたファシリテーター
2. リラックスできる場(参加者へのもてなしと敬意)
3. 参加者の問題意識の高さ

以上、3点にあると感じました。

コワーキングJellyとは、ソーシャルネットワークの延長に来る「リアルSNS」と言えるのではないでしょうか。

おとぎの国のようなオフィス

今回のスペースを外から見ると、こんな感じ。おとぎの国のようです。

コワーキングJellyとフューチャーセンターについて。

Jellyを、コワーキングスペースで開かれる小さなイベントと見れば、「あ~、楽しそうね。私も参加してみよう!」となります。楽しそうだから、参加するで良いと思いますし、それがJellyの楽しみ方だと思います。

ただ、少々大袈裟になりますが、私はここに違う価値を感じました。コワーキングJellyは、イノベーションというキーワードで、フューチャーセンターに繋がっていくのではないか、と思うのです。

フューチャーセンターは、複雑な社会問題を解決するために、北欧で生まれ、世界全体に広がっている、問題解決の仕掛けです。日本ではイノベーションの限界を感じる大手企業と、社会問題を解決しようにもコストに悩むNPO法人が結びついて、始まっています。

異なるバックグラウンドの人が結びついて、新しいものを生み出す。そこに人を惹き付けるのは、予測不能のワクワク感です。これはコワーキングJellyと同じです。

もちろん、フューチャーセンターとコワーキングJellyを同じテーブルに並べるのは、あまりに無謀な話だと思います。規模も違えば、向かう方向も違うでしょう。

ただ先に説明した
1. 優れたファシリテーター
2. リラックスできる場(参加者へのもてなしと敬意)
3. 参加者の問題意識の高さ

これらは両者に共通したことですし、予測不能のワクワク感から新しいものを生み出そうとするベクトルも同じです。

コワーキングJelly がたくさん生まれ、その中の幾つかがフューチャーセンターに成長して、社会問題を解決してしまう。そんな近未来が生まれるのではないか。これは決して夢ではない、そう感じた1日になりました。

ミニプレゼンについて。

もしコワーキングJellyを企画される方がいれば、ご連絡ください。喜んでミニプレゼンをしますので。 ⇒高橋聡

今回のコワーキングJellyについて。

日時:6/9(土) 13:00~19:00
ファシリテータ:高柳 謙

参加費:1,000円 ドリンクとお菓子付き

場所:東京都千代田区神田須田町2-19 野村第3ビル 6F 地図は、こちら
ジー・ブーン株式会社
TEL 03-5207-8180

担当:中野禎二   中野禎二のプロフィール

 

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