「七転び八起き」という、ことわざがありますよね。私は7という数は、とても重要な数字と思っているのですが、いろいろ考えていると、面白いことに気づきました。今回は、そんな気づきについてです。結構、ためになります。
昔から「七転び八起き」と言われます。
七回転んでも、八回目に起き上がる。
良いです。私は好きです、この言葉が。
「八」は末広がりで縁起が良いですから、
会社の名前で使っているところも多いです。
中国では繁栄を意味する「発財」の発音が「八」に近いことから、
「八」は縁起の良い数字です。
一方の欧米には、ラッキー7という言葉がありますよね。
7が縁起の良い数字になっています。
数字の生い立ちを、掘り下げていくとけっこう面白いです。
素朴な疑問があるでしょう?
なぜ除夜の鐘は108回叩くのか?
なぜ49日なのか?
どうして1週間は7日なのか?
この7と8という数字には、成功の鍵があるようです。
ことわざは時の風雪に耐えているので、意味が深い。
ふっと、気づいたわけです。
「七転び八起き」の意味は、
7回失敗しても8回目で成功すれば良いという意味でしょう?
8回目で成功すれば、成功確率は、1÷8で12.5%です。
7回目なら、1÷7で14.3%です。
これは誰でも14.3%は、成功する可能性があると言い換えても良いでしょう。
「14%」!!
14%という割合は、正規分布曲線を書けば、右端の裾野にあたります。
ぶっちゃけて言えば、全体に埋もれず一歩秀でるのがこの14%。
そうかぁ、7,8回と繰り返せば、誰でも一歩抜きん出ることが出来る。
1回、2回、3回、・・・。
諦めないで、8回目まで粘ってみる。
こういったシンプルな力強さにこそ、成功の本質は隠れている気がします。