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開花塾 2022
コンバージョンアップ戦略を、深く学ぼう!
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こんにちは、Webコンサルタントの高橋聡です。
サッカー日本代表、2-1でスペインに勝ちましたね。
素晴らしいです!
まさにブラボー!
この試合、スペインのボール支配率は、82%とワールドカップ史上、最も高い数字だそうです。
逆にいえば、日本はスペインに史上最低のボール支配率(18%)で、勝ったことになります。
もし仮に次のような見出しが、ニュースに出たら、どんな印象を持つでしょうか?
日本代表、史上最低のボール支配率!
スペイン戦は、たったの18%!
こういう書き方になれば、悪い印象を受けますが、試合内容をみれば、悪い数字のわけがありません。
前方でプレスをかけ、ショートカウンターで得点するのが日本の戦術ですから、ボール支配率という指標は、日本の戦術と直接の因果関係を持ちません。
まぁ要するに、日本にとってどうでも良い数字なわけです。
ところが何の背景説明もなく、ボール支配率わずか18%!
こう切り出されたら、すごく悪い印象を持ってしまいます。
これが数字の持つ恐ろしい力です。
客観性を装ってくるのですね、
数字という奴は。。。
だから数字の持つ意味を自分の環境に置き直して、解釈することが大切です。
話しをWebマーケティングに変えましょう。
うちのサイトはコンバージョン率が、1.5%しかありません!
こう言われたら、どうでしょう?
いかにもコンバージョン率が悪い印象を持ちますが、本当にそうなのでしょうか?
コンバージョン率1.5%!
この数字が良いのか悪いのか、判断できないと、話しは前に進みません。
もう一歩、話しを展開しましょう。
先月あるお客さんが、こう相談されました。
サイトを作って1年半、記事を増やしてアクセスも、月間数万に増えました。
ただ問合せがこの1年で2件しかありません。
何が問題なのでしょうか?
こういうご相談です。
私が最初に答えたのは、このサイトで問合せが2件来るというのは、すごいことですよ。
確かにサイトの問題は、山のようにあります。
ただこの状態で問合せが来るのは、いかに商品が素晴らしいかの証左です。
自信をもってサイトを修正して下さい。
必ずうまく行きます!
こう言わせてもらいました。
コンバージョン率という数字を見る時に、大事なのは、どうしてその数字になっているか、その背景です。
- 商品の集客特性が優れているのか?
- 商品の競合優位が優れているのか?
- 会社の信用力が高いのか?
- サイトの表現力が追随しているか?
- トンマナやイメージが合っているか?
- デザインは分かりやすいか?
こういう諸要素を踏まえて、数字を高いとみるか、低いとみるか?
判断していくことになります。
数字中心になれば、表面的な解釈をする人が多くなります。
それがあなたの上司なら、とても厄介なことです。
本人は正しいと思っていますし、その場しのぎで言い逃れても、いずれ行き詰ることでしょう。
正しい判断基準を持てるかどうか。
ここがとても重要な時代になっているのです。
ぜひ学んで下さい。
決して難しいことではありません。
私がどのように考えを進めていくのか?
下記セミナーで説明しています。
● オンラインセミナー
『サイト改善に繋がるGA4』
データの見方に留まらず、どうすればコンバージョン率がアップするのか?
考える手順をご理解いただけます。
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開花塾
2022/12/05 発行
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