今回は、このご質問にお答えします。ある塾でキャッチコピーを学んでいますが、教え方に違和感を感じています。かなり誇大な表現を、求められるのです。自分に無理をしてまで、グレーなコピーを書くべきでしょうか?
こんにちは、高橋聡です。
数日前、ある方からメールをもらいました。
キャッチコピーについてです。
私なりの解釈を加えて、内容をまとめると、こんな感じです。
▼ ここから。
ある塾でキャッチコピーを学んでいますが、
教え方に違和感を感じています。
かなり誇大な表現を、求められるのです。
自分に無理をしてまで、グレーなコピーを書くべきでしょうか?
▲ ここまで。
内容には、私なりの解釈を加えていますから、少々意図が変わっているかも、知れません。
ただ読者の中にも、こういう悩みを抱える人は、多いと思います。
ですので皆さんとシェアする形で、私の考えを3点、説明します。
1.自分に嘘はつけない。
文章は不思議なもので、「自分が書きたい」と思わない限り、上手く書けません。
この意味で芸術に近い、クリエイティブ性があります。
書きたくないことを義務感で書くと、味気ない「乾いた文章」になります。
このような文章は、読み手の心に届きません。
そしてマーケティングの文章としては、無益です。
この意味で、自分が納得できないなら、そのやり方は続けない方が良いでしょう。
遠くない時期に、耐えられなくなるはずです。
2.「コピーを尖らせる」は大切です。
その一方で、コピーを尖らせることは、とても大事です。
キャッチコピーは文頭に来ますから、必ずユーザーの視点を留めないといけない。
そのために、少々の無茶が必要な場合もあります。
これは事実であり、実務において、ありうることです。
ただし問題は、誇大なコピーの場合、信憑性が落ちる点にあります。
私はここで、言葉を使い分けているので、注意して下さいね。
「尖ったコピー」とは、強烈であるとともに、信憑性も感じるコピーです。
「誇大なコピー」とは、強烈なだけで、信憑性を感じないコピーです。
「尖ったコピー」を作るには、経験とセンスが必要であり、コピーライティング何十年の、経験がなければ無理です。
少なくともコピーライティングの初心者が、手を出す領域ではありません。
3.鍵はサブコピーにある。
では初心者の方が、「尖ったコピー」に近づけるには、どうしたら良いのでしょうか?
率直に言うと、ここはあまり話したくない部分です。
有料教材で説明すべき部分だから・・・(汗)。
ただ簡単に言えば、その鍵はサブコピーにあります。
キャッチコピーは、メインコピーとサブコピーに分かれるでしょう?
メインコピーは、少々の無茶をかけるのです。
そして視点を止めることを考える。
その代り、すぐ下に続くサブコピーで、信頼性を担保する言葉を入れる。
こうすると、非常にバランスのとれたコピーになります。
分かるかな・・・。
申し訳ないけど、ここまでが説明できる限界点です。
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