知識と実践では、難しさが大きく変わることを説明します。運営者がこのブログをどう位置づけているか、これを読むと分かります。
もちろん、こういうメールは嬉しいのですが・・・。
「今回の記事を読んで、何がポイントなのか、とても良く分かりました。もっとシッカリ読んで、成果を出したいと思います。」
このブログは、かなり本質的な内容に踏み込んでいるので、こういうニュアンスのメールを、頂くことがあります。嬉しい気持ちは、もちろんあるのですが・・・。
率直に言えば、複雑な気持ちです。
なぜなら、このブログで書いている内容は、基礎だからです。
くれぐれも誤解しないようにして下さい。このブログでお伝えしている内容は、基礎レベルです。私は皆さんに、第1ステップの基礎を分かってほしいと思い、ブログの記事を書いています。
たぶん皆さんの中には、ブログを読んで「なるほど」と思い、分かった気になっている人がいます。その人に申し上げたい。
甘いです。
どこが甘いかと言えば、知識から実践に移行すると、次元が変わることに気づいていない。
知識と実践は、どう違うのか?
具体的に説明しましょう。
この前ラインで、次のようなお知らせが入ってきました。
▼ ここから。
当店自慢のおいし~い、シュークリームを、
先着20名様に、無料でプレゼントします。
▲ ここまで。
このメッセージの、どこに問題があるか、分かりますか?
どこをどう変えたら、もっと来店率がアップするか、分かりますか?
実践レベルとは、この場で瞬時に、修正できることを言います。
もし即答できなければ、あなたはどこかで、同じ間違いをしています。
フェイスブックか、Webサイトか、メールか、どこなのかは分かりませんが、同じ間違いをしている可能性が高いです。
なぜなら結局のところ、ネット集客は文章・メッセージの優劣で決まるからです。
PPC広告のコピー文、SEOコンテンツ、サイトのキャッチコピー、商品説明、メルマガ、・・・。
全てのステージで、文章・メッセージの優劣が問われます。
そして文章・メッセージは、書く能力が問われるのでは、ありません。
問われるのは、思考パターンです。
言葉は思考の結果として生まれます。ですから問題になるのは書く能力でなく、考える能力です。
常に正しい思考パターンで考えないと、ある時は上手くいっても、違う時は上手くいきません。
頭の動かし方を訓練して、無意識のなかで正しく動くようにならないといけない。
ここが、最大の難所です。
- 正しい思考パターンを身につけるには、どんなワークをすれば良いのか?
- どういうトレーニング方法が、最も効率が良いのか?
この1点に、私はこれまで苦労してきました。
今回ラインの例を出したのは、どれだけ新しいプラットフォームに代わっても、成果を分けるのは、文章・メッセージの優劣になることを、知ってほしかったからです。
チラシは、Webサイトやメルマガに変わりました。そしてソーシャルに変わり、ラインに変わりつつあります。このようにプラットフォームは変わっても、集客のポイントは何ら変わっていないのです。
開花塾の理念とは?
ブログの名称を開花塾に変更した意味を、次のように説明したことがあります。
集客の本質を知ることで、自分の能力を開花させてほしい。
そして仕事を充実させ、豊かな人生を過ごしてほしい。
ただし開花前には、厳しい冬が必ずある。
この「厳しい冬」に相当するのが、今回説明した思考パターンです。安易に考えてほしくないので、あえて「厳しい冬」と言いました。
しかしながら、誰だって厳しい冬は、早く終わらせたいはずです。だからどうしたら、この最大の難所を効率的に、乗り切れるのか?
それをお伝えするのが、私の本当の仕事であると、思っています。