ホームページ集客で重要なのは、何をどのように伝えるかです。ここでは多くの人が見逃しがちな、重要なコンテンツを3つ説明します。
商品だけでなく、活用事例も書かれているか?
どんなサイトにも商品説明はあります。ただし、商品をどう活用するか、活用事例の書かれていないサイトは、依然として多いです。
お客さんの関心は、商品を手にして得られる満足ですから、手にした後のことが書かれてないと、魅力を感じません。具体的には、次のようなポイントをチェックしてください。
・ 受け取ったら、誰でもすぐに設置できるのか?
・ 使うときに、何か別のものが必要にならないのか?
・ 長く使っていく中で、注意しなければならないことは何か?
・ 簡単に廃棄できるのか?
これは商品だけでなく、サービスの場合も同じですね。
・ そのサービスは、すぐに効果が得られるのか?
・ サービスを受けるときに、何か準備する必要があるのか?
・ サービスを受けて以降、何か注意すべきことはないのか?
・ 1回だけで良いのか、継続したほうが良いのか?
一般的にいえば、売るまでの購入プロセスを説明する方は多いですが、購入後をしっかり説明しているサイトは少ないです。ここに掲げたのは代表的なポイントですが、競合と差別化にも使える視点ですから、一度チェックしてください。
取引先情報は書かれているか?
取引先情報が書かれていると、御社にどのような顧客が集まっているか分かります。人は自分と同じような人が集まるところに、安心感を得ます。だから取引先情報は、とても大切です。
会社案内だけで終わっているなら、その下に必ず「主たる取引先」を入れてください。ここは反応率(コンバージョン率)に影響することが多いです。
顧客の会社名が出せれば良いですが、事情があって出せないなら、どんな業界にお客が多いのか、業界名をなるべく詳しく書いてください。数が多ければ多いほど良いです。
お客の声が書かれているなら、属性をどこまで詳しく書いているかをチェックしてください。お客の声は写真、実名が理想ですが、無理なら居住地、性別、年齢くらいは入れるようにしてください。
お客の声の数が多いのは良いことです。ただ、重要なのは属性です。バリエーション豊富に掲載するようにしてください。掲載順序は、理想客を先頭にします。
人の匂いがするか?
これはコンテンツというより全体の雰囲気になりますが、サイトに人の匂いがしないことがあります。原因として考えられるのは、次のような点です。
・ ページ数が少ない。
・ 説明文があっさりしすぎている。
・ 社長を含め、社員さんの写真がない。
シンプルにサイトをまとめるのが決して悪いわけではありませんが、ある程度の文字数がないと、熱が伝わりません。サイト全体から、一生懸命さが伝わらないと、どうしても訪問者は離れてしまいます。
コンテンツを充実させればSEOの効果も得られますし、何より御社サイトが差別化されます。殆んどの人は、手間をかけずに集客したいと考えています。
だから、手間をかけた人は目立ちます。手間をかけることを、マイナスと思わないようにして下さい。
積み重ねたコンテンツは、御社サイトを強力に差別しますから・・・。